【映画】東京難民
面白かったので、簡単にまとめ。
どこにでもいる大学生だった時枝修。しかし、授業料の未払いを理由に、突然大学を除籍され、父親が借金を作って失踪していたことを知る。さらに住んでいたアパートも強制的に追い出されてしまい、ネットカフェに寝泊まりしながら、日払いのアルバイトで食いつなぐ生活を送るようになるが…。未だ存在する格差社会の真実。タブーとされる現代日本の裏社会の素顔に迫った衝撃作。(「Oricon」データベースより)
感情に流されるのが人間
ホストとして働き始める主人公の修に、リーダーのアツシが語る。
「この世界は割り切りが肝心だ。情に流される奴は負け犬だ」
この言葉を聞いて、高校時代に愛読していた「ドラゴン桜」の桜木の言葉を思い出した。
「一時の感情で利益を失うバカにだけはなるな」
大切な仲間を救いたい・・・。非情になり切れず、また転落していく修。
「いくらお金が大事だからって、代わりに手放しちゃいけないものがあるんじゃないですか」
入社数か月で有名企業を辞めた先輩、大学を中退した友人、シングルマザーの中学の同級生。そして、入社数か月で「やってらんねーわ」と地域おこし協力隊に応募しようとしていた1年半前の自分。
込み上げてくる感情に突き動かされて下す決断。冷静に考えると、合理的ではないかもしれない。傍から見ると、「何やってんだ」と思うかもしれない。ただ、その状況に置かれている本人にとっては、致し方ない。
損得「勘定」ではなく、「感情」が勝ることはある。
ホストを辞めて、土工となった修がつぶやく。
「生きるために必要なものって、何なんすかねぇ」
米を炊かなくなった
もうすぐ、社会人3年目。
働き始めて変わったことは多々あるが、何より料理に時間をかけなくなった。
特に主食の米。
炊飯器で炊かず、レトルトパックのものをレンジでチン。2分で完成してしまう。
こちらはおよそ400円なので、1食80円。
コスパも悪くはない。
炊飯器で炊いた方が美味しいのだが、この手軽さになれると、もう駄目だ。
あとは、即席スープと納豆、スーパーの惣菜で一丁あがり。所要時間5分。
Yシャツはクリーニングに出さず、アイロン掛けしてる。
けど、料理は「1人分なのに時間かけるのもなぁ…」って感じ。
収入が増えた。生活も便利になっている。学生時代にお世話になった18切符も使わなくなった。
時間を金で買ってるのかもしれない…。
まぁ分からんけど、「花のズボラ飯」でも読み返して、休みの日は料理してみよ。
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